2022年3月1日火曜日

RICOH GR IIIxを買った

 こんにちは。あの夏の影を探して、てくねちおです。


 唐突ですが、しばらく前にリコーのGR IIIxを入手しました。まだまだ使いこなせていない感がありますが、使用してみた所感を残しておこうと思います。という記事を昨年10月にアップするつもりでいたのに、しばらく寝かせておいてしまいました。まあどうでもいいですね。



 去る2021年10月3日、出会いは突然にやってきました。都心にちょっと足を伸ばそうと思って電車に乗っていたのですが、いつの間にか、導かれるように中野の駅に降り立ち、フジヤカメラ店へ向かっていました。気づいたときには紙袋を持って店を出て、隣のルノワールに入って開封の儀を執り行っていたのでした。頼んだコーヒーそっちのけで新品のカメラをいじっていた、そのときのファーストショットがこちらです。




 さて、今更どうして私は新品のコンパクトデジカメを、よりによって単焦点のカメラを購入したのでしょう。それは言うまでもなく、GRシリーズがよいカメラだと思うからです。何が魅力なのか、一言で言えば、コンパクトかつ高画質であること、これに尽きるでしょう。ぼんやりとした表現になりますが、あのコンパクトなボディにAPS-Cサイズの撮像素子が搭載されていて、それが明るすぎない単焦点レンズと組み合わされることによって、高精細な写真を出力できる優れたシステムとなっていると感じます。

 実際、GR IIIxに搭載されているAPS-Cフォーマット・約2400万画素の撮像素子は、データのハンドリングや出力画像の解像度・ラチチュードを考えると、私の基準ではちょうどよいスペックです。

 GR IIIxには、26.6mm/F2.8の単焦点レンズ(35mm判換算で40mm相当)が組み込まれています。単焦点レンズなのでもちろんズームなどはできません(クロップ機能はあります)。でも、これがまたいいのです。これが私の強がりであることは疑いようもないのですが、趣味のカメラはズームができないくらいがちょうどいいと思っています。距離が足りなければ被写体に近づけばいいし、近すぎるなら遠ざかればいいのです。それでもダメなら諦めるまでです。(?)

 ここ数年はスマホのカメラでも十分すぎるほどの高画質を実現していますが(光学系やセンサなどのハードだけでなく、画像処理の技術も格段に高くなっていますね、もう私にはついていけません)、GRのような、いまどきのハイエンドなコンパクトデジカメには、それぞれ独特の魅力があるのです。


 いかがでしたか?GR IIIxの魅力、これっぽっちも伝わっていないと思います。それでいいんです、私はGR IIIxの宣伝をするためにこの記事を書いているのではないのですから……。


 最後にお気に入りのショットを載せておきましょう。GR IIIxにはイメージコントロールというメニューがあり、ここから色調を調整することができます。スタンダードとか、ビビッドとか、モノクロとか、そういうやつです。この中の「ハードモノトーン」が私の好みで、被写体や表現を選ぶトーンなのですが、この硬調なモノクロ写真はちょっと癖になります(そのうち飽きるでしょう)。イケてない私のシルエットも、こうしてみればちょっとオシャレに見えてくるかもしれませんね。




 イケてない、てくねちおでした。

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